リスキリングアカデミーで業績をさらにUP!プレセミナー開催

枚方家具団地を盛り上げ、地域の活性化を目指している家具団地創再生支援ネットワークによる、

枚方家具団地リスキリングアカデミー

プレセミナーが開催されました!

枚方家具団地リスキリングアカデミーって?

枚方家具団地で事業を展開されている方々へ向けて開催される、
実際の会社経営に役立つセミナーです。

講師としてお招きするのは元大阪大学大学院経済学研究科准教授で、
現在は『やさしいビジネススクール』の学長である中川先生

講師のご紹介
中川功一氏

経営学者、やさしいビジネスラボ代表取締役
1982年生まれ。2004年東京大学経済学部卒業。 2008年同大学大学院経済学研究科博士課程修了 経済学博士(東京大学)。 大阪大学大学院経済学研究科准教授などを経て独立し、現職。
オンライン経営スクール 「やさしいビジネススクール」 学長。
専門は経営戦略、 イノベーションマネジメント。 「アカデミーの力を社会に」 を使命とし、 経営ス クールを軸に、研修・講演、 コンサルティング、書籍や内外のジャーナルへの執筆など、 多方面にわたって経営知識の研究普及に尽力している。
YouTube チャンネル「中川先生のやさしいビジネス研究」では、 経営学の基本講義とともに、最新の時事解説のコンテンツを配信。

実際にこの地で商売を構える方々の事業活性化のため、実践的な経営学をベースに、マーケティングや数値管理、外部ゲストからの経営情報など、すぐさま活用できるセミナーとなっています。

今回は、枚方家具団地リスキリングアカデミーのスタートに先駆けて開催された、
プレセミナーのようすをお送りしたいと思います!

リスキリングアカデミーで経営を見直し

この日会場には、家具団地周辺の家具屋さんや企業さんを中心に多くの参加者が集まりました。

講師の中川先生は、経営学のスペシャリスト。

会社経営をする上で多くの方が悩み、積み上げてきたものが経営学です。

ですが、なかなか一朝一夕で身につくものではありません。
それを中川先生は軽快なトークとともにわかりやすく解説し、実践的な経営手法を教えてくださいます

セミナーの内容もわかりやすく、こちらは3C分析について説明してくださっているようす。

3C分析とは、『顧客(Customer)』『自社(Company)』『競合他社(Competitor)』の3つを軸にして市場環境を分析する考え方。

ここでは身近な掃除機を例に挙げて、ライバル会社や消費者に対してどのような経営戦略をすべきかをみんなで考えていきます。

『みなさんがもし、ロボット掃除機の会社の写真ならば、どんな商品を作りますか?』

をテーマにグループに分かれてアイデアを出し合います。

『狭いところでも掃除できるように小さくする』

『吸盤などで階段を登れるようにする』

『荷物の片付け機能が付いている』

『住宅のバリアフリー化とセットで売り出す』

などなど、十人十色の面白いアイデアがたくさん出てきました。

あくまでも高度な分析が必要になるのではなく、自社の強み、他社との違いをしっかりと理解することが必要なのだとか。

そしてさらにその3C分析は1枚の図で表現できるそうです。

それがこちらの3C分析を1枚絵で表現する2軸図

2軸でお客さんのニーズの広がりを表現し、自社や他社の位置付けを明確にしています。
この2軸の拡がりが自社でしっかりできていると『マーケットが見えている』ということなのだそうです。

『手軽』で『集塵性能が高い』掃除機にニーズがあったからこそロボット掃除機が売れたということが分析できます。

ここでワークタイム!

中川先生から、
『みなさん、ご自身の業界のお客さんのニーズを2軸で表現できますか?』との問いかけが。

競合他社はどこの位置か?それに対して自社はどこの位置か?
そして進出していく余地のある分野はないか?

それを目の前の白紙に書いていきます。

ご自身の会社が置かれている業界に思いを巡らせながら分析をしていくみなさん。

真剣に取り組んでいるのが伝わってきます。

解答がまとまった方から順に発表していきます!

こちらはインテリアモリタ 森田社長の発表。

『接客をするお店・しないお店』、『安いお店・高いお店』を2軸に据え、業界における自店舗の位置を明確にされていました。

みなさんそれぞれの会社やお店の置かれた状況や業界を分析し、今後進むべき分野についても考えを巡らせていました。

例え違う業界の方の発表であっても、『そういう視点があったのか!』と気付かされる点が多かったです。

経営のことは人に相談できることが大事
他の方の発表を聞いて、自分の考えが整理される側面があるので、こういう場で人の思考を聞くと見えてくるものがあるのだとか。

そしてもう一つは、改めて自社の状況を見つめ直すことが大事。
高度な理論や手法を学ぶのではなく、基本的な手法でみなさんの思考を整えていく、それが経営学の正しい使い方だそうです。

『いろんな考え方を学びながら、ヒントを得られるような良い学びの場にしていきたいですね』と中川先生が締めくくってくださいました。

というところで、好評のうちにリスキリングアカデミーのプレセミナーは幕を閉じました!

〜おまけ〜

この日のセミナーで頑張られた、3人の経営者の方々には中川先生の著書がプレゼントされました!

リスキリングアカデミーは、10月より全6回で本格的に開催予定です。

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